こんな疑問・お悩みを解決!
- ナイトワーク未経験が体入だけを試すのはあり?
- 体入の流れやマナーが知りたい!
- 体入して合わないと感じた場合の本入の断り方は?
体入(体験入店)だけの流れ
キャバクラやコンカフェなどのナイトワークは、体入(体験入店)だけも可能です。一般的に体入は、以下の流れで進めていきます。
1. 体入を希望するお店に応募する
2. 面接で体入時の仕事内容について説明を受ける
3. 仕事を体験する
4. 体入後に給料を受け取る
5. 【入店を断る場合】本入の誘いを断る
体入を希望する方は、おおまかな流れを事前に理解しておきましょう。
体入を希望するお店に応募する
まずは、体入してみたいお店を見つけましょう。体入は実際に入店してみて、お店の雰囲気が自分に合っているか判断するために導入されているシステムです。
そのため、お店を決める際は業種やコンセプト、時給など条件をまとめておくと応募先を絞り込みやすくなります。体入を希望するお店を探す主な手段は、以下のとおりです。
・求人サイトをチェックする
・知人に紹介してもらう
・SNSから見つける
求人はナイトワーク専門サイトだけでなく、幅広い業界の情報が掲載されている一般的な求人サイトのどちらからでも探せます。自分に合ったお店を見つけたあとは、応募して面接の日程を決めます。
面接で体入時の仕事内容について説明を受ける
体入をするためには、面接に通過する必要があります。面接はお店のイメージやコンセプトに合っているか見極められるよう、採用担当者と対面で話すケースがほとんどです。
体入は面接に通過した人だけが可能なため、求人に応募したからといって必ずできるわけではない点に注意しましょう。面接に通過したあとは、事前に仕事内容について説明を受けたのち、体入に進みます。
体入前に説明される主な内容は、以下のとおりです。
・お店のルール
・たばこの火のつけ方
・お酒のつくり方
・名刺の渡し方
・ハンドサイン
・キャバクラ用語
・時給
いずれの内容も簡単なものばかりのため、ナイトワーク未経験でもすぐに覚えられます。
また、時給に関する説明も必ず確認しておきましょう。求人情報に記載されている時給と、実際にスタッフから説明される時給が異なるケースも珍しくありません。
後でトラブルにならないよう、給料を受け取る前にしっかりと双方の認識をすり合わせておくことが大切です。不明点があれば遠慮せずに質問し、納得したうえで仕事を体験しましょう。
仕事を体験する
お店によってはドレスやヘアメイクなどの準備があり、用意をしたのち実際にお客様の前に出て接客をはじめます。体入では、ヘルプとして先輩キャストと一緒にお客様につくケースが一般的です。
お店が自分に合っているのか、接客をしながら店内の雰囲気や他のキャスト・スタッフの空気感を確認します。なお、お客様に体入と伝えるのは控えましょう。
ナイトワークでは体入であってもプロ意識を持ってお客様にサービスを提供する必要があります。キャバクラやコンカフェなどで働くのが初めてで緊張している場合でも、笑顔を意識しながら接客するのが大切です。
体入後に給料を受け取る
体験入店(体入)が終わったら、まずは担当スタッフに挨拶をしてから、給料の支払い手続きを行います。体入の給料は基本的に当日手渡しとなることが多いため、受け取りを忘れないように注意しましょう。
また、送り制度がある店舗であれば、自宅や指定の場所まで安全に送ってもらえるので、初めての体入でも安心して働けます。勤務後は気持ちよく締めくくるためにも、丁寧なやり取りを心がけると好印象です。
【入店を断る場合】本入の誘いを断る
給料を受け取る際、スタッフに本入の意志があるか確認されます。体入はお店との相性を確かめる制度のため、雰囲気が合わないと感じた場合は断って問題ありません。
実際に働いてみたうえでお店の雰囲気が合わないと感じたのであれば、はっきり断りましょう。
しかし、なかには断りづらい雰囲気になるケースもあるため、伝えにくい場合は後日返事をしたい旨を伝えるのがおすすめです。
なお、お店によってはその場で合否を言わず「後日連絡します」と言われるパターンもあります。「後日連絡します」と言われたときは、ほとんどのケースで不採用ですが、採用を迷っていたり意見が分かれたりしてすぐに判断できない場合も珍しくありません。
お店から連絡が来るのを待ち、数日待っても合否の通知が来ない場合は自分からメールや電話をして確認しましょう。
体入だけ・即日体入OKなナイトワーク3選
体入だけ・即日体入が可能なナイトワークには、さまざまな業種があります。ここでは、未経験者向けの体入可能なおすすめナイトワークを3つ紹介します。
・ガルバ(ガールズバー)
・コンカフェ
・キャバクラ
各業種の特徴を解説するので、参考にしてください。
※事情により「体入だけ」で本入店しないことも可能ではありますが、最初から本入店するつもりがないにも関わらず体入だけするのは控えてください。
1. ガルバ(ガールズバー)
ガルバとはガールズバーの略称で、女性がバーカウンターに立ってお酒や食事などを提供するバーのことです。キャストはカウンター越しで接客する点が、ほかのナイトワークとの違いになります。
ガルバは深夜酒類提供飲食店に分類されるため、風俗営業許可を受けていない限りお客様の隣に座ったり一緒にお酒を飲んだりする接客行為ができません。勤務中の服装はさまざまで、制服を用意しているお店もあれば、私服勤務が可能なお店もあります。
ガルバではお客様と距離を置いて接客できるだけでなく、ノルマやペナルティなしで働けるお店が多く見られます。ほかのナイトワークに比べてハードルが低いため、ガルバは未経験からはじめるのにおすすめの業種です。
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2. コンカフェ
コンカフェとはコンセプトカフェの略称で、お店のコンセプトに合わせた衣装で接客を行うカフェのことです。コンセプトはコスプレ系やアイドル系、コラボ系などさまざまで、世界観に沿った接客スタイルとなります。
接客スタイルはお店によって異なり、一般的な飲食店同様にホールを回るカフェ形態のほか、バー形態やキャバ形態など大きく3種類に分類されます。また、コンカフェでは飲食の提供以外にもゲームやチェキなど、お客様との交流を楽しめるシステムを導入しているお店も珍しくありません。
コンセプトに沿った接客がメインのため、コンカフェは向き不向きが分かれます。コミュニケーションをとるのが得意な方や、コンセプトに沿ったキャラを演じられる方はコンカフェ向きです。
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3. キャバクラ
キャバクラとはお客様の横に着いて、お酒を提供したり会話を楽しんだりする飲食店のことです。一般的にキャバクラの接客はマンツーマンスタイルで、ドレスアップして接待を行います。
そのため、ドレスやヘアセットが必要なお店も少なくありません。また、キャバクラはほかのナイトワークと異なり、出勤や指名などのノルマを設けている場合があります。
お店での接客だけでなく、同伴やアフターなど営業時間外もお客様と交流して、指名を増やしていくのがキャバクラの特徴です。キャバクラは時給が高く設定されている傾向のため、頑張り次第で高収入を目指せます。
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体入後に本入店を誘われた際の断り方【メール例文付き】
本入店を誘われた際、お店の雰囲気が合わなかったため断りたいものの、伝え方がわからず悩む方も少なくありません。ここでは、本入を円満に断る方法を解説します。
・体入したお店の雰囲気が合わなかった
・別で体入したお店に決めた
・健康上の理由から続けるのが難しいと感じた
メール例文も紹介するので、参考にしてください。
体入したお店の雰囲気が合わなかった
お店の雰囲気が自分に合っているか判断することが体入の目的となるため、マッチしなければ正直に伝えましょう。雰囲気や客層が合わなければ長く勤務するのも難しいことから、お店側も受け入れるしかありません。
お店の雰囲気を理由に断る例文は、以下のとおりです。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
実際に体験入店してみて、お客様も素敵な方ばかりでしたが自分の接客スタイルが合っていないように感じました。
私事で恐縮ですが、本入店は見送らせてください。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
実際に1日体験してみてスタッフやキャスト、お客様皆様優しくしてくださって素敵な職場だと感じました。
ただ、お店の雰囲気と私の性格が合っていないと感じたため、申し訳ありませんが辞退させていただきたいと思います。
条件面を断り文句にすると再交渉される場合があるため、お店の雰囲気や客層を理由に断るのが無難
です。
別で体入したお店に決めた
複数のお店に体入する女性は多いため、別のお店に決めたと伝えるのもおすすめです。別のお店に決めたことを理由に断る際は、面接や体入を実施してくれたお店側にお礼を伝えましょう。
ほかのお店に決めたことを理由に断る例文は、以下のとおりです。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
熟考した結果、別で体入したお店で働くことにしたため、辞退させていただきたいと思います。
採用のご連絡をいただいたにも関わらず、申し訳ありません。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
本入店のお話をいただき大変ありがたいのですが、別のお店に本入店することを決めました。
体験入店の機会をいただいたにも関わらず、期待を裏切る形となってしまい申し訳ありません。
以上のように、体入の機会を設けてもらっているため、理由を述べたあとにお詫びの一言を入れると誠実さが伝わります。
健康上の理由から続けるのが難しいと感じた
ナイトワーク未経験の場合は、体入により健康面に支障が出たことを理由に断る方法があります。人によっては、ナイトワークの職場環境が合わない場合もあるためです。
健康面を理由にした例文は、以下のとおりです。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
たばこのにおいで気分が悪くなってしまったため、働くのが難しいと感じました。
誠に残念ですが、本入店はお断りさせていただきます。
先日(本日)は体験入店させていただきありがとうございました。
飲酒により翌日体調を崩してしまい、本業に支障が出て両立が難しいと感じたため、今回は辞退させていただきたいと思います。
たばこの臭いや飲酒、接客によるストレスなどは実際に体験してみないとわかりません。体入をきっかけに健康面で影響があった理由はお店側も納得しやすいため、引き止められにくいでしょう。
体入時に覚えておきたい3つのマナー
体入だけであっても、マナーを守って働くことが大切です。ここでは、体入時に覚えておきたいマナーを3つ解説します。
・持ち物を事前に確認しておく
・断る返事は先送りにしない
・体入ばかり繰り返すのは控える
誠実なコミュニケーションをとれるよう、マナーを押さえておきましょう。
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1. 持ち物を事前に確認しておく
体入時に必要な持ち物は、お店や業種によって異なるため面接時に確認しておくことが大切です。ドレスや靴などはレンタルも可能ですが、自分に合ったものを身につけておくと見た目が良くなるだけでなく、意識が高い印象を与えられます。
体入でもお客様からしたら1人のキャストとみなされるため、必要なものは事前に準備しておきましょう。たとえば、キャバクラで体入する際に必要なものは、以下のとおりです。
・顔付きの本人確認書類
・衣装
・靴
・ポーチ
・ライター
・ハンカチ
・ペン
・名刺入れ
未成年が年齢を偽って体入するのを避けるため、顔付きの本人確認証の提示は必須です。持っていなければ体入できない可能性もあることから、必ず持参しましょう。
2. 断る返事は先送りにしない
体入後、お店の雰囲気が合わず本入しない場合、断る返事は先送りにしないようにしましょう。返事を先送りにすると、お店のスタッフと複数回やり取りをする必要があるためです。
返事をあいまいにしている場合、自分だけでなく相手の時間も無駄になってしまうため、本入の意志がない場合は早めに断るのがマナーになります。断る際は、体入する当日か翌日までに伝えるのがベストです。
ほかのお店の体入後に判断したい場合は「〇日まで待っていただけますか」と伝えて、返事をあいまいにしないよう注意しましょう。
3. 体入ばかり繰り返すのは控える
本入する意志がなく体入ばかりを繰り返すと、体入荒らしと思われるため注意しましょう。体入荒らしとは、本入するつもりがないのに体入を繰り返して稼ぐ人のことです。体入は本入を前提とした制度のため、体入荒らしはお店側にとって経済的な損失となります。
お店との相性確認が目的となることから、体入だけでも可能ですが繰り返していると人づてにウワサが広まり、体入荒らしと思われてしまいます。体入荒らしだと思われないためにも、体入ばかり繰り返すのは控えましょう。
体入荒らしはどこから?適切な回数の目安
体入の回数に制限はないため、どこからが体入荒らしになるといったボーダーラインはありません。しかし、一般的に体入の平均回数は2〜4回ほどです。
5回以上体入している場合は、本入する気があるのか疑われる可能性も少なくありません。人によって受け取り方はさまざまなため、体入ばかりを繰り返しているとお店側にマイナスな印象を与えてしまいます。
体入荒らしと判断された場合、面接時に不採用となり体入自体できなくなる場合があります。体入だけで稼ごうと考えるのはマナー違反となるため、体入荒らしにならないようになるべく控えましょう。
体入だけを繰り返すとバレる可能性があるので注意しよう
キャバクラやガルバ、コンカフェなどは体入だけも可能です。体入をしてお店の雰囲気が合わないと判断した場合は、本入を断っても問題ありません。
ただし、断る際は体入へのお礼とお詫びの一言を述べると誠実さが伝わります。断る返事は先送りにせず、本入の意志がない場合は翌日までに伝えるのがマナーです。
体入ばかり繰り返すと人づてにウワサが広まり、バレる可能性があります。悪気がなかったとしても、体入荒らしと判断されて体入自体できなくなるケースがあるため注意が必要です。流れやマナーを理解したうえで、自分に合ったお店に応募しましょう。
- WRITER PROFILE
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奨学金の完済を目指してライターとキャバ嬢の二足のわらじで奮闘中の「あおい」デス!他人に優しく、自分にはもっと優しくをモットーにお客さんをオモテナシしています。ワタシの経験したこともいっぱい書いちゃいますよ!