お酒飲めないけど夜職デビューできる?ノンアルで働けるお店の探し方&稼ぎ方

お酒飲めないけど夜職デビューできる?ノンアルで働けるお店の探し方&稼ぎ方

こんな疑問・お悩みを解決!

・お酒が飲めない人でも働けるの?
・面接でお酒が飲めない理由をちゃんと説明したい
・お酒が飲めない人でも稼げる接客テクニックを知りたい

お酒を飲めない人が夜職で働くデメリット&その解決法

キャバクラやガールズバーなどでは、お酒の売上はお店の大きな収入源の一つです。しかし、お酒は飲めないけど「夜職をやってみたい」と憧れを抱く人も多いでしょう。

夜職でお酒が飲めない場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは、夜職でお酒が飲めない人が直面するデメリットと、その解決法を紹介します。

採用されにくい要因になる

お店の主な収入源は、ドリンクバックからのインセンティブです。そのため、お酒が飲めない人は採用されにくいことがあります。

お酒が飲めないと正直に伝えたうえで、それ以外の魅力をアピールする方法が効果的です

たとえばトーク力や気配りなどの接客スキルでは、お酒が飲めないからこそ冷静な判断で行動できるでしょう。

さらに、清楚・かわいい系などビジュアルの魅力をアピールすることもできます。「〇〇ちゃんに会いたいから来店した」と一定のファンがつくようになれば、たとえお酒が飲めなくても、問題なく夜職のスタッフとして働けるでしょう。

ドリンクをおねだりしにくい

夜職では、時給の他にドリンクバックも収入源の一つですが、お酒が飲めない人は、お客さんにドリンクをおねだりしにくいこともあります。

お客さんによって異なりますが「一緒に飲めないなら嫌」と断られる可能性も。その場合、ドリンクバック以外のバックで収入を上げる必要が出てきます。以下は一例です。

・シャンパンバック
・指名バック
・場内指名バック
・同伴バック
・フードバック

どのようなバックがあるかはお店によって異なりますが、お酒が飲めない人の場合は、バックが多いお店に勤めるのも一策です。

ただし、お酒が飲めない人がドリンクを頼めない訳ではありません。事前にお店と相談し、ノンアルのカクテルやドリンクを用意してもらうなどで対策は可能です

お酒を入れてもらっても飲めなくて気まずい

ガールズバーなど多くのお店では、キャストが飲むドリンクは、お客さんが注文してくれます。しかし、キャスト=お酒が飲めると思っている人は多いのが現状です。

そのため、キャストがノンアルを飲むと気まずくなったり、お酒が飲めない言い訳が必要になったりします。

しかし、お店がお酒を飲まなくてもいいと認めている場合は、特に気まずくなる必要はありません。また、無理に飲む必要もありません。お酒が飲めない理由をしっかり伝え、お客さんに納得していただくとよいでしょう

それでもお客さんが強要する場合は、他のキャストやスタッフに一言伝えて場を離れた方が無難と言えます。ます。

お酒好きのお客さんに指名されにくい

お店にはさまざまなお客さんが来店しますが、お酒好きのお客さんには指名されにくい傾向があります。その理由として言えるのは「一緒に楽しく飲める子がいい」です。

一緒にお酒を飲むという共通の行為は、キャストとの特別な時間の共有だったり、優越感など、心理的影響を大きく受けます。そのため、一緒にお酒が飲めないキャストは敬遠される可能性が高いのです。

しかし、だからといって全く指名がない訳ではありません。「お酒がなくても一緒に過ごしたい」、「この子と一緒にいると楽しい」と思ってもらうことが大切です。

話術や外見などお客様が特別だと感じるように接客スキルを磨けば自然と指名も増えてくるでしょう。

【夜職業種別】お酒が飲めないけど働ける?

実際、夜職にはお酒が飲めなくても活躍できる環境が整っているお店も多く存在します。ここでは、代表的な3業種における「お酒が飲めない場合の働き方」についてご紹介

自分の体質やライフスタイルに合った職場選びの参考にしてください。

キャバクラの場合

お酒が飲めなくてもキャバクラで働くことは可能です。たしかに、お酒が強いことが武器になる場面もありますが、絶対的な条件ではありません。最近では、お酒を飲まずに接客する「ノンアルキャバ嬢」と呼ばれるスタイルも広く認知されています

また、同伴やアフターといったシーンでも、ノンアルで過ごす女性は少なくありません。むしろ、節度のある対応が信頼を集め、指名につながるケースもあります。体調や健康を優先しながら働ける職場も増えており、安心してチャレンジできます。

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ガールズバーの場合

ガールズバーでも、お酒が飲めないことは大きなハンデにはなりません。業務の中心は、カウンター越しに接客しながら、ドリンクやおつまみを提供することです。そのため、お酒が飲めるかどうかよりも、お客さんとのコミュニケーションを通して、相手の要望やニーズを理解し、適切な対応ができるかが重視されます

実際に、ノンアルで働くスタッフも多く、気配りや笑顔、リアクションの上手さが高く評価されています。また、ドリンクの注文は自分用にも対応してくれるお店が多く、ソフトドリンクを飲みながらでも楽しく働けます。無理なく自分のスタイルで働ける点が、ガールズバーの魅力のひとつです。

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コンカフェの場合

コンカフェでも、お酒が飲めない人の勤務は問題ありません。仕事内容は、接客やフード・ドリンクの提供が中心で、店舗ごとに設定された「世界観」を大切にした接客が求められます。そのため、キャラクター性や演出力などが重視され、お酒を飲むことが必須ではないのです。

特にメイドカフェやアニメ系コンカフェなどでは、演技力や表現力、衣装との親和性が重要視される傾向にあります。お客様とのやり取りも「ストーリーの一部」として楽しんでもらうスタイルが多く、飲酒を必要としない接客が主流です。お酒に頼らず、自分の個性を活かしたい人に適した職場といえるでしょう。

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お酒が飲めなくても働けるお店の探し方

夜職に興味はあるものの、「お酒が飲めないから不安」という人も少なくありません。しかし、現在ではノンアル勤務を認めている店舗も増えており、自分に合った働き方が可能です

ここでは、無理なく働けるお店を見つけるためのポイントを具体的にご紹介します。

求人に「お酒が飲めなくてもOK」と書いてある

ナイトワークの求人情報には、「お酒が飲めなくてもOK」や「ノンアル勤務可」といった表記がある場合があります。これらの記載は、体質やライフスタイルを尊重していることが多く、無理な飲酒を強要されるリスクが低いと考えられるでしょう

実際に、ノンアル勤務が一般化しているお店では、他のキャストやスタッフの理解もあり、働きやすい雰囲気が整っている特徴があります。お酒が飲めない人が夜職を探す場合は、まずは表記のチェックが大切です。

朝~昼に働ける

夜職といっても、営業する時間帯はさまざまです。特に「朝キャバ」や「昼キャバ」など、早朝から日中にかけて営業する業態では、深夜営業に比べて飲酒の文化が控えめな傾向があります。

朝や昼の時間帯は、お客様も軽く飲む程度であることが多く、お酒の注文数自体が少ないため、無理に飲酒する状況になりにくいのが特徴です。お酒が苦手な人や生活リズムを崩したくない人にとって、働きやすい環境といえるでしょう。

バックの種類を豊富に用意している

夜職では、ドリンクバック以外にも「指名バック」「同伴バック」「フードバック」など、複数の報酬制度が用意されているお店があります。こうした店舗では、お酒を飲まなくても別の形で収入を得られる仕組みが整っており、ノンアル勤務でもしっかり稼ぐことが可能です

応募前には、どのようなバック制度があるのか、また自分がその制度を活かせるかを確認しておくことが、満足のいく働き方につながります。

口コミや体験談をチェックする

求人情報だけではわからない職場の実態を知るためには、実際に働いた人の声を確認するのが効果的です。求人サイトの口コミ欄や、ナイトワーク専門の掲示板、SNSなどで体験談を探してみましょう。

「ノンアルでも問題なく働けた」「お酒を無理に飲まされたことはない」などの具体的なコメントがあれば、その店舗は信頼できる可能性が高まります。応募前に情報収集をしっかり行うことが、安心して働く第一歩です。

【面接時】「お酒が飲めない」と伝える言い訳例

面接時に「お酒は飲めますか?」と質問された場合は、無理をせず、正直に「飲めない」と伝えることが重要です。その際には、ただ「飲めません」と答えるだけでなく、理由を添えて説明することで、誠実さや理解を得やすくなります

以下にお酒が飲めない理由を面接時でも使えるようにまとめました。

・内臓疾患の影響で医師から止められている
内臓に持病があり、医師から「お酒は控えるように」と言われています
。健康に影響が出る可能性があるため、普段からまったく飲まないようにしています。お店や周りの人にご迷惑をかけないよう、事前にお伝えさせていただいています。

・持病があるため控えている
持病の関係で、お酒を飲むと体調を崩しやすく、医師からも控えるように言われています。日常的にも飲酒は避けており、仕事でも無理をせず働きたいと考えています。体調管理を大切にしているため、ご了承いただけると助かります。

・アレルギー体質のため湿疹やじんましんが出る
アレルギー体質で、お酒を飲むと湿疹やじんましんが出ることがあります。お客様と楽しい時間を過ごすためにも、体調を崩すリスクは避けたいと思っております。ご理解いただければ、接客にはしっかり取り組めます。

・急性アルコール中毒を経験している
以前、お酒を飲んだ際に体に合わず、急性アルコール中毒になったことがあります。それ以降、医師からも禁酒をすすめられていて、現在は完全に控えています。健康を第一に考えて、無理せず働きたいと思っています。

・胃腸が弱く、アルコールが摂取できない
胃腸が弱く、お酒を飲むとすぐに気分が悪くなったり、体調を崩してしまう体質です。そのため普段から飲酒は避けており、無理せず働ける環境を希望しています。接客は好きなので、飲酒以外の部分でしっかり貢献したいです。

上記のように、どういう理由でお酒が飲めないのかを伝えておくと、無理に飲まされるリスクを回避できます。夜職では、安心して働ける環境選びが何より大切です。

無理のない働き方を希望する姿勢は、むしろ好印象につながるケースも少なくありません

お酒が飲めない人でも稼げる接客テクニック

お酒を飲まない人でも、接客スタイルや努力次第でしっかり稼ぐことは可能です。大切なのは、お客様との時間をどう魅力的に演出するかという工夫

ここでは、飲まなくても選ばれるキャストになるための具体的なテクニックをご紹介します。

接客マナーやトークスキルを磨く

稼げるキャストに共通しているのは、礼儀正しい言葉遣いや丁寧な所作、そして会話を楽しませる力です。相手の話にしっかり耳を傾け、さりげなく褒めたり、共感を示すなど、好印象を与える会話術を身につけると、自然と指名も増えてくることでしょう

お酒を飲む・飲まないにかかわらず、「また会いたい」と思ってもらえる接客こそが、リピートや指名につながります。特に初対面での印象や話の盛り上げ方が重要で、空気を読む力や質問の投げかけ方もポイントです。

普段からニュースや流行に敏感であることも、会話の幅を広げる大切な武器。先輩をお手本にしたり、本を読んで勉強したりするなど、努力次第で誰でも身につけられるスキルです。

明るくハイテンションで振る舞う

お酒を飲まずとも、お客様に楽しい時間を提供することは十分可能です。明るくハキハキとした対応や、元気なリアクション、笑顔を絶やさない振る舞いが、場の雰囲気を盛り上げる鍵になります。

特に初対面の場では、第一印象が大切。テンションの高い接客は、「この子といると楽しい」と思ってもらえるきっかけになります

表情や声のトーンを意識し、相手がリラックスできる空気感をつくることも大切。テンションが高いからといって騒がしくなる必要はなく、あくまで「一緒にいて楽しい」と思ってもらえる明るさが求められます。

自分なりのスタイルで明るさを演出しましょう。

フェイクドリンクを活用する

お酒が飲めない場合は、「フェイクドリンク」を上手に活用するのも一つの方法です。これは、見た目がカクテルのようなソフトドリンクや、お酒に見えるようにアレンジしたノンアル飲料を指します。

あらかじめお店に相談して用意してもらうことで、自然な流れで乾杯や会話に参加でき、違和感のない接客が可能です

グラスの見た目や持ち方、乾杯の仕草などを工夫すれば、相手に「飲んでいない」と気づかれにくく、接客にも集中できるのがポイントです。

ただし、フェイクドリンクはすべての店舗に常備されているわけではないため、事前に用意できるかを確認しておくことが大切です。

容姿を磨く

第一印象は、接客において非常に重要なポイントです。ヘアスタイルやメイク、ファッションに常に気を配ることで、自分自身の魅力を最大限に引き出すことができます。

お酒を飲まずとも、「華がある」「目を引く存在」として認識されれば、自然と指名や人気につながるでしょう。

また、清潔感や雰囲気の演出も大切。自分らしいスタイルを確立しつつ、常に見た目に気を配ることが、高収入を目指すうえでの武器になります

加えて、季節感やトレンドを意識したスタイリングも、魅力を高める要素のひとつです。接客の前に鏡でチェックする習慣をつけるなど、細やかな気配りが評価されるポイントになります。

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お酒が飲めなくても夜職で稼ぐ手段はある!

夜職=お酒が必須というイメージは根強いものの、近年では体質やライフスタイルを尊重し、ノンアル勤務を認める店舗が増えています。

接客スキルやトーク力、明るい雰囲気づくり、見た目の清潔感などを磨くことで、お酒を飲まなくても十分に稼ぐことは可能です

重要なのは、自分に合った職場環境を見極め、無理をせず長く働けるスタイルを選ぶこと。体調管理と接客力を両立させながら、自信を持って夜職デビューを目指しましょう。

WRITER PROFILE
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あおい

奨学金の完済を目指してライターとキャバ嬢の二足のわらじで奮闘中の「あおい」デス!他人に優しく、自分にはもっと優しくをモットーにお客さんをオモテナシしています。ワタシの経験したこともいっぱい書いちゃいますよ!

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