【ガールズバーの給料はいくら?】時給相場やバックから月収を計算!

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ガールズバーでどれくらい稼げるのか知りたい
ガールズバーの給料システムを知りたい
ガールズバーがキャバクラなどの給料と比べてどう違うのかが知りたい

【月収事例】ガールズバーでは実際にどれくらい稼げる?

ガールズバーでの収入は、働き方や勤務時間、お店の条件によって大きく異なります。

以下では、週3日程度のゆるめの勤務から、しっかりと働いて収入を得るケース、さらに人気キャストとして高収入を得ているケースまで、3パターンの月収事例を紹介します。

給料体系は時給にドリンクバックやボトルバックなどの追加収入が加わり、そこから税金などが差し引かれて最終的な月収が決まっていきます。

それでは、具体的な収入事例を詳しく見ていきましょう。

A子さんの場合:ゆるく自分のペースで働く

全国的な時給に関しては後述しておりますが、ここでは比較的低めの時給帯で働いたと仮定して月収を算出しています。

・時給:1,500円
・ドリンクバック:300円
・雑費:-10%

の条件で1日4時間、週3日働いたとします。1日あたりドリンク10杯とすると、

・時給:1,500円×4時間×3日×4週間=72,000円
・ドリンクバック:300円× 10回×3日×4週間=36,000円

                

これらを合計すると108,000円となり、雑費を引くと97,200円です。この給料から税金が引かれます。

B子さんの場合:がっつりと働く

・時給:2,000円
・ドリンクバック:300円
・雑費:-10%

の条件で1日6時間、週4日働いたとします。1日あたりドリンク15杯、指名1回とすると、

・時給:2,000円×6時間×4日×4週間=192,000円
・ドリンクバック:300円× 15回×4日×4週間=72,000円

      

これらを合計すると264,000円となり、雑費を引くと237,600円です。この給料から税金が引かれます。

C子さんの場合:人気キャスト

・時給:2,300円
・ドリンクバック:400円
・指名バック:1,000円
・フードバック:200円
・ボトルバック:10,000円
・衣装代:800円
・雑費:-10%

の条件で1日6時間、週5日働いたとします。

1日あたりドリンク15杯、指名1回、フード10回、月当たりボトルバック3本とすると、

・時給:2,300円×6時間×5日×4週間=276,000円
・ドリンクバック:400円×15回×5日×4週間=120,000円
・指名バック:1,000円×1回×5日×4週間=20,000円
・フードバック:200円×10回×5日×4週間=40,000円
・ボトルバック:10,000円×:3本=30,000円
・衣装代:-800円×5日×4週間=-16,000円

これらを合計すると470,000円となり、雑費を引くと423,000円です。

この給料から税金が引かれます。

ガールズバーの基本的な給料体系

ガールズバーで働く際の給料は、大きく分けて「時給」と「各種バック」という2つの収入源から構成されています。

基本となる時給に加えて、お客様の指名やドリンク・フードの注文に応じて追加で支給されるバック収入があり、これらを合計したものが1日の給料です。

ただし、最終的な手取り額を計算する際は、制服代やヘアメイク代といった経費や税金が給料から差し引かれる場合があります。

ガールズバーの給料体系は、このように時給、バック収入、諸経費、税金の4つの要素で構成されているため、実際の収入を把握する際はこれらを総合的に見ていく必要があります。

ガールズバーの時給

ガールズバーの給料の中心となるのが時給収入です。

一般的なガールズバーの時給相場は1,500円~2,500円程度で設定されており、これは一般的なアルバイトと比較するとかなり高水準となっています。

後述しておりますが、都市部など繁華街にあるガールズバーでは、さらに高めの時給設定の店舗もあります。

カウンター越しの接客を基本とするガールズバーは、お客様の隣に座って接客を行うキャバクラなどと比べると、時給は控えめに設定されているのが特徴です。

しかし、接客スタイルがカジュアルなため、未経験でも始めやすく、また心理的な負担も比較的少なくて済みます。

また、多くの店舗では経験やスキルに応じて時給がアップするシステムを採用しているため、長く働くことで収入を増やすことも可能です。

【地域別】5大都市のガールズバーの平均時給

ガールズバーの時給は地域によって大きく異なります。全国の主要エリアの平均時給を表にまとめました。

エリア平均時給
札幌市(すすきの)2,100円
新宿区(歌舞伎町)3,300円
名古屋市(錦)2,400円
大阪市(ミナミ)2,200円
福岡市(中州)2,400円

これらの繁華街では、観光客や地元客で賑わっているため、比較的高めの時給が設定されています。

特に歌舞伎町は、日本一の繁華街として知られることもあり、全国でも突出した時給水準です。

地方都市の繁華街でも、都心部に比べると時給は若干控えめですが、それでも一般的なアルバイトと比べると十分な水準が確保されています。

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各種バック収入

ガールズバーの給料を構成する重要な要素として、各種バック収入があります。

バックとは、時給とは別に付加される特別な報酬制度で、お客様の注文や指名に応じて売上の一定割合がキャストに還元される仕組みです。

ガールズバーでは、時給は一定範囲内で決められていることが多いため、このバック収入をいかに増やすかが収入アップの重要なポイントです。

ここでは、ガールズバーにおける主なバックの種類について紹介します。

  • 指名バック
  • ドリンクバック
  • ボトルバック
  • フードバック
  • 同伴バック
  • 売上バック
  • イベントバック

それぞれ見ていきましょう。

指名バック

指名バックは、お客様から指名を受けた際に発生する報酬です。

ただし、ガールズバーでは指名制度を採用していない店舗も多く存在します。

これは営業許可の種類によって制度の導入可否が分かれているためです。

風俗営業許可を持つ店舗では指名バックの設定が可能ですが、一般的な飲食店営業許可のみの店舗では指名制度自体を導入できません。

指名バックが設定されている場合の相場は、1回の指名につき500円~2,000円程度です。

また、キャストの人気度によってバック率が変動する場合もあります。

ドリンクバック

ガールズバーのバック収入の中でも特に多く発生するのがドリンクバックです。

お客様がキャストにドリンクを注文した際に、その売上の一部が還元される仕組みで、1杯あたり100円~500円程度のバックが発生します。

バック額はドリンクの価格によって異なり、一般的にはドリンク代の10%程度が設定されています。

一見少額に見えますが、1日の接客で複数のお客様から注文を受けることで、合計するとかなりの金額になることもあります。

また、高額なドリンクほどバック率が高く設定されている店舗も多いです。

ボトルバック

ボトルバックは、お客様がボトルを購入した際に発生する報酬制度です。

一般的にボトル価格の5%~20%程度がバックとして還元され、金額にすると数千円程度です。

特に都内のガールズバーでは一般的な制度として導入されています。

高額なボトルほどバック率や金額が高く設定される傾向にあり、プレミアム系のボトルではより高額なバックを期待できます。

また、ボトルを購入したお客様は再来店する可能性も高いため、お店側も重視している制度の一つです。

フードバック

フードバックは、お客様がフードメニューを注文した際に発生するバック制度です。

1品あたり50円~200円程度が相場となっており、ドリンクバックと比べるとやや還元額は控えめです。

このバックを導入しているガールズバーは比較的少なく、主にフードメニューの充実している店舗で見られます。

また、食事を提供する時間帯が限られている店舗も多いため、毎日安定してフードバックを獲得できるわけではありません。

同伴バック

ガールズバーでは同伴制度を採用していない店舗がほとんどですが、一部の店舗では実施されています。

同伴バックの相場は1回につき1,000円~5,000円程度で、お客様と食事や買い物に行く場合に設定されます。

ただし、同伴中は通常の勤務時間外となるため時給は発生しません。

その代わり、お客様から食事などをご馳走していただける場合が多く、バック以外の付加価値もあります。

売上バック

売上バックは、キャストが1日または1ヶ月で達成した売上金額に応じて還元される報酬制度です。

一般的に売上の5%~10%程度がバックとして支給され、売上が高ければ高いほど還元額も大きくなります。

多くのガールズバーでは、売上目標を数段階に分けて設定しており、目標達成度に応じてバック率が変動する仕組みを採用しています。

このシステムは、モチベーションの維持や向上にもつながり、より高い収入を目指す機会となっています。

イベントバック

ガールズバーでは定期的にさまざまなイベントが開催され、その際に特別なバック制度が適用されます。

店舗の周年祭やキャストの誕生日イベントなどの特別な日には、通常よりも高いバック率が設定されることが一般的です。

例えば、普段は10%のドリンクバックが、イベント中は15%や20%にアップするといった具合です。

また、イベント限定のスペシャルメニューのオーダーに対して特別なバックが設定されることもあり、通常営業以上の収入を期待できます。

給料から引かれるもの

ガールズバーの給料について知っておくべきこととして、実際の手取り額に影響する控除項目に以下のようなものがあります。

  • 源泉徴収費
  • 雑費
  • 衣装・メイク代
  • ヘアセット代
  • 送り代
  • キャスト用ドリンク代
  • ペナルティ

多くの店舗では給料から雑費として5%~10%程度が控除され、また衣装やメイクに関する費用として、制服のある店舗では衣装レンタル代(1回500円程度)やクリーニング代が発生することもあります。

そして、送りを利用する場合は、1回500円~1,000円程度の送り代が発生します。

さらに一部の店舗では、キャスト自身が注文したドリンク代が給料から引かれる場合もあります。

遅刻や無断欠勤などに対するペナルティや罰金制度を設けている店舗もあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

ガールズバーの給料の支払方法や支払タイミング

ガールズバーの給料支払いは、他のアルバイトと比べて柔軟な対応をしてもらえることが多いのが特徴です。

支払いのタイミングは、働いた日にその日分の給料を受け取れる日払い、1週間分をまとめて受け取る週払い、月末締めの月払いなど、店舗によってさまざまな選択肢があります。

支払方法は、手渡しでの現金支給が一般的ですが、銀行振込を選択できる店舗も増えてきています。

また、急な出費に対応できるよう、既に働いた分の給料を前借りできる制度を設けている店舗もあります。

このように、ガールズバーの給料支払いシステムは、働くスタッフに合わせた柔軟な対応が可能となっています。

他のナイトワークとの給料体系の違いやガールズバーならではの特徴

ガールズバーの大きな特徴は、カウンター越しの接客スタイルにあります。

キャバクラなどと異なり、お客様の隣に座る必要がないため、心理的な負担が少なく、カジュアルな雰囲気で働くことができます。

客層も20代から40代のサラリーマンが中心で、仕事帰りにリラックスした時間を過ごしたい方が多く訪れます。

給料面では、時給自体はキャバクラと比べると控えめに設定されていますが、その分売上ノルマなどのプレッシャーが少ないのが特徴です。

ドリンクバックやボトルバックなど、各種バック制度もしっかり整備されているため、実力次第で高収入を期待することができます。

研修制度が充実している店舗も多く、未経験からでもスキルアップしながら収入を増やしていけるのも魅力の一つです。

ガールズバーでより高い給料を稼ぐには?【3つの方法】

ガールズバーは他のナイトワークと比較すると時給はやや控えめに設定されていますが、様々な方法で収入を増やすことが可能です。

特に重要なのが「バック収入」の活用です。時給だけでなく、お客様からのドリンクやボトルのオーダー、指名などに応じて発生するバックを上手く組み合わせることで、より高い収入を目指すことができます。

ここでは、ガールズバーで効率的に稼ぐための3つの方法をご紹介します。

  • 時給の高いお店・エリアを選んで働く
  • バックの種類が豊富な店舗を選ぶ
  • 経費の控除が少ない店舗を見極める

それぞれ解説します。

時給の高いお店・エリアで働く

ガールズバーの時給は店舗によって大きく異なります。

例えば、繁華街の人気店では時給3,000円以上を設定している店舗もあれば、郊外の店舗では1,500円程度の場合もあります。

店舗のコンセプトによっても時給は変動し、特にコスプレや特殊な制服を採用している店舗では、比較的高めの時給が設定されていることが多いです。

また、都心部や観光地近くの店舗は、客層や売上の関係で時給が高く設定されている傾向にあります。

時給の違いは月収に大きく影響するため、複数の店舗の求人情報を比較検討し、より高い時給を提示している店舗を選ぶことが重要です。

バックの種類が多いお店を選ぶ

ガールズバーで高収入を目指すなら、様々な種類のバックが用意されている店舗を選ぶことが重要です。

基本的なドリンクバックに加えて、ボトルバック、フードバック、売上バック、イベントバックなど、バックの種類が豊富な店舗では収入を大きく伸ばすチャンスが増えます。

特にドリンクバックを効率的に獲得するためには、お客様との会話を盛り上げたり、ゲームを取り入れたりするなど、積極的なコミュニケーションを心がけましょう。

また、固定客を作ることで安定したバック収入を得ることができます。

店舗見学や体験入店の際には、どのようなバックが設定されているか、具体的な金額や条件を必ず確認することをおすすめします。

雑費など引かれる経費が少ないお店を体入で見極める

ガールズバーの実収入を左右する重要な要素として、給料から差し引かれる経費があります。

制服貸与の店舗では衣装代やクリーニング代が発生し、服装自由の店舗では自前の衣装代がかかります。

また、店舗によって雑費の金額も異なり、給与の5%から10%程度が控除される場合があります。

これらの経費は月収に大きく影響するため、体験入店を活用して実際の控除額を確認することが重要です。

また、送りサービスの利用料金や、ヘアメイク代なども店舗によって異なります。

できるだけ経費の控除が少ない店舗を選ぶことで、手取り額を増やすことができます。

体験入店の際には、経費に関する詳細な説明を求めることをおすすめします。

ノルマなどのプレッシャーを少なく稼ぐならガールズバーがおすすめ!

ガールズバーの給料システムについて詳しく見てきましたが、最大の魅力は安定した収入を無理なく得られる点です。

時給は1,500円~2,500円と一般的なアルバイトよりも高く設定されており、そこにドリンクバックやボトルバックなどの各種バック収入が加わることで、さらなる収入アップが期待できます。

また、カウンター越しの接客スタイルは、未経験の方でも始めやすい大きな特徴です。

売上ノルマに追われることもなく、自分のペースで働くことができます。

経験を積みながら徐々にスキルアップし、バック収入を増やしていくことも可能です。

研修制度が充実している店舗も多いため、接客の基本から丁寧に学ぶことができます。

ガールズバーで働くことを検討している方は、まずは体験入店から始めてみることをおすすめします。

時給やバックの種類、経費など、店舗によって条件は異なります。実際に体験入店をすることで、自分に合った働きやすい環境を見つけてみるのはいかがでしょうか。

WRITER PROFILE
ennea

ENNEA

朝に寝て夕方に起きはじめて2年目のENNEAです!ガールズバー店員として昼夜逆転生活継続中。ライターはまだまだ初心者ですががんばります。旅行大好き!将来は旅行ライターもいいかなと思ってます。

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